今朝、赤十字病院の予約日で、お風呂に入って
早めに出掛けようかと思っていたら、外は大雨。

そこへ長女から
「シナモンが呼んでも触っても反応が無い」とラインあり。
「仕事も休めず看に来てほしい」と言う。
予約は13時だから午前中は看て上げられると
カッパ来て自転車で急いで訪ねる。

娘はもう居ない。

「シナちゃん」と呼ぶと頭をあげた。
安心した。最近は、ほとんど寝て居る。
「昨夜遅くに注射した」という。
そのせいか更に眠たかったのだろう。

慌てて来たので、モーニングも食べずに
お茶も飲まずに行った。

テレビを点けようにも点かない。壊れているのか?。
シナが抱っこをせがむ。バスタオルで包んで抱っこする。
部屋は娘が暖房を点けて行っていた。

ソファにシナを抱いて、只壁を見つめて座っているだけ。
まるで「観音様」か「大仏さま」だわ。

「シナちゃん、お婆ちゃんと一緒に頑張ろうね」
ひととき前までは「どちらが早いか」と思ったわ。
シナの生命力には驚いている。
シナも私も後期高齢者だよ。

背中をさすってあげる。
苦しい時、体を触られると気がそこへ集中して楽になるものです。

抱っこされて時々頭を上げて私の顔をみる。
安心したように又バスタオルに顔をうずめて寝る。
まるで人間の幼児と同じである。
抱っこは私にしか せがまない。
自分に甘い人を知っている。

ジッと座っている事の辛さ娘よ知っているのかい?
返事のない犬との会話も?

雨でなければ抱いて散歩でも出来たものを。

12時に家を出た。13時半には、娘も帰って来るだろう。
そっと布団に下ろしてカギを掛けて駅へと急ぐ。
検査が30分程かかり医師との面談は14時からで十分時間は有る。
病院の食堂の「天ぷら定食」が美味しいので検査前に食べようと思った。

上本町の駅に着いて3分先に有るバス停へ行くと、バスは出た後だったので
歩く事にした。このバスは駅と病院を往復するバスである。
今まで乗った事など無かった。

歩いても5分の距離だから。
心臓を悪くして乗るようになった。


朝も食べてないので一目散に食堂へ行くと、10月末で閉鎖になっていた。
どうしましょう。
喫茶が有るが、あまり好きでは無いパスタとか甘いパンしか無い。
仕方無くベーコンパスタを食べた。
後のアイスコーヒーが美味しかった。
なんか暖かいと言おうか暑い日である。
上着は入らなかった。

受け付け№2000番です。
この番号で検査が進みます。
待ち合い室は何処もかも高齢者ばかり。
高齢者に高齢者の妻なり夫なりが付き添いで来ていますからネ。

採血と心電図だけだった。

座席で親しげに話しかけられるの とても苦手です。
コロナなのに会話が盛り上がっている所もあります。
若い患者さんが睨みつけます。
介護師さんが口に指を当てて来ます。

高齢者の方、会話する相手が欲しいのですよ。
寂しいのでしょう。

私だって人恋しい時有りますよ。
でも知らない人に話しかけるなんて絶対に有りません。

検査の結果が出て先生との面談です。
30分程で呼ばれました。
「変わった事無かったですか」と聞かれ
「平穏な毎日でした」と言いました。
心電図の乱れは有りましたが特に悪い数値は無かった。

利尿剤の事は、一種辞めても良いとかかりつけ医が言ったとは言わなかった。

又、外科の先生のようになると気まずい。でもかかりつけ医から
連絡が有ったらまずいので
「最初の先生が出して下さった利尿剤と先生が出して下さってる利尿剤2種類ですが
どちらか辞めても良いのではないかと先生に相談してみなさい。と言われました」と
内容を変えて言いました。

先生の立場を考えました。
すると
「どちらも飲んで下さい。どちらもおしっこを出すだけの働きでは有りません
それぞれ役目があります」と言われた。

お薬手帳を見て処方される薬に先生はイチャモンを付けられたくないのです。
外科の先生と薬剤師さんの一件もそうでした。
プライドがありますからネ。

雨のせいか空いていて早く終わりました。
16時に帰宅できました。

シナモンは明日もお守です。


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